鍼に関するご質問
- ささないはりってなに?
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鍼を刺すことなく、鍼先を皮膚表面に添えるだけの技法です。専門的な言葉を使うと接触鍼といわれ、古来より伝わっている技術です。
- 刺す鍼とどう違うの?
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ツボ(経穴)は皮膚表面にあるため、ツボを目指して鍼を行おうとすると刺す必要がありません。刺す鍼はコリ(硬結)や筋肉への刺激を目指す場合に行います。どちらが良い・悪いではなく、目指す場所の違いです。
- 刺さないのに効果があるの?
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体の健康状態は経絡(ツボとツボを繋ぎ、気と血が流れているとされる)の流れや内臓のバランスによって決まります。それらの調整は繊細で、刺す鍼よりも効果的に整えることが可能となります。実際、足のツボに鍼を1回しただけで、首の動きが良くなることは珍しくありません。
- 痛くないの?
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殆どの場合、痛みを感じることはありません。感じたとしても、シャーペンの先で突かれた程度の感覚です。乳幼児にも同じ鍼を使うことがありますが、あばれたり逃げたりせず受けていただいております。
- 何歳から鍼を受けられますか?
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生後2週間が経てばどなたでも受けて頂くことができます。我が家の子どもは、生まれ出るときの疲れの回復を促し、よく眠れるようにと、産れた数時間後には鍼をしておりますので、実際は生まれ落ちたその時から、最期の瞬間まで可能です。
- どんな鍼を使っているの?
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創業300年を誇る老舗企業から取り寄せた、銀製の刺すことが可能な鍼を使用しております。鍼の長さは手になじむサイズを特注し、繊細な技術を支える大切な道具です。1本ずつ包装されているわけではありませんが、施術のたびに新しい鍼をおろし、施術が終われば必ず処分しております。
- 感染対策は?
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鍼を刺さない特殊な技法のため、鍼先が体の中に入ることがありません。そのため感染のリスクが極めて少ないため、消毒を行わずに施術を行いますが、過去に問題が起こったことは一度もありません。また、出血のリスクがないため、知らずにC型肝炎などの病気にうつることもなく、安心して受けていただけます。
必要があって刺す鍼を行う場合は、合意を頂いた上で個包装された消毒用のカット綿を使い消毒をし、1本ずつ個包装されている使い捨ての鍼を使用します。
- どこに鍼をするの?
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どんな症状であっても、全身のメンテナンスを行っております。具体的には膝から下の足・お腹・腕・首・肩・背中・腰、可能であれば仙骨(お尻)まで行っております。抵抗があるタイミングや場所があれば、事前にお声かけください。
- どうして全身に鍼をするの?
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全身の疲労が原因で自身の弱い部分に症状を出したり、部分的なダメージによって流れが滞ることで全身に影響を及ぼしたりすることで、様々な症状がでてきます。お悩みの部分だけに施術をするよりも、全身に施術することで回復が早まるだけでなく、症状がぶり返しにくくなります。また、例えば首に影響を与えやすい場所が手や足にあったりもしますので、全身の施術は多角的にひとつの症状に対してアプローチができるという利点もあります。
- おとなと子どもで使う鍼が違うの?
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子どもにもおとなと同じ鍼を使うこともありますが、主として子どもにはヘラのような物(いちょう鍼)と突起のついたローラー(ローラー鍼)・先が丸くなっている棒(テイ鍼)といった子ども用の小児鍼を使用します。
来院に関するご質問
- 病院に行ったり、薬を飲んでいるけど
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当院に来られている多くの方が通院され、お薬を服用してらっしゃいます。鍼を刺さないため出血のリスクがありませんので、血液がサラサラになるお薬を飲んでる方にも安心して受けていただけます。
- いつ行けばいい?
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ギックリ腰や捻挫などは、発症後速やかに施術することが望ましいですが、数日経っていても遠慮なくお問い合わせください。慢性的な症状の場合はご都合の付く日時から定期的なご来院をお勧めしております。
- どれくらいの頻度がいいの?
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激しい症状の場合は週に2~3回、軽い症状であれば週に1~2回からはじめることで、喜んでいただける方が多いです。状態の緩和によって間隔をあけていきますが、定期的な体のメンテナンスとして症状は落ち着いても月に1~2回程度ご利用頂くことも多くあります。
- どんな服装で行けばいいですか?
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全身のメンテナンスを行う関係で、こちらで患者着を用意しております。そのため着替えやすい格好でご来院ください。もしくは、膝まで上がるズボンとダボッとした服装であれば、お着替えを頂かなくても施術を行っております。女性の場合は、可能であればタンクトップやキャミソールタイプ・フロントホックタイプの下着は避けて頂けると助かります。
- お風呂は入っても大丈夫?
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施術の前後30分はあけて頂くことをお勧めしております。特に初回の施術後は疲れが出ることもありますので、1時間以上あけて、短時間での入浴をお勧めいたします。
- 毎日受けてもいいの?
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激しい症状やつわりの場合は、2~3日続けての施術をお勧めしておりますが、そうでなければ2~3日体を休ませて、整えた状態が体になじむ時間を設けることも必要ですので、一般的には多くても週に2回程度がお勧めです。
- 妊娠中でも大丈夫?
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お腹の赤ちゃんの成長を促すように鍼で整えておりますので、お母さんと赤ちゃんの両方にとって有効的ですが、医師の許可を取って頂くことが理想です。ですが、つわりや腰痛・切迫・逆子に対して施術を幾度となく行ってきておりますが、一度も不利益になるような事例はありませんのでご安心ください。
- 生理中でも大丈夫ですか?
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月経中の施術は可能で、月経痛の緩和も期待できます。下腹部や仙骨(お尻)周りはデリケートな部分ですので、施術を控えることも可能です。
- どんな症状の人がいますか?
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当院には下表のように年齢・性別を問わず、いろんな方がみえます。その他にも「病院で治らない・年だから仕方ないと言われた」症状もご相談頂くことがあります。諦めかけていたお悩みも遠慮なくお問合せください。
- どうして完全予約制なのですか?
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「田舎のおばぁちゃん家に帰ってきた気分」と言われるような趣のある部屋で、気兼ねなく過ごして頂きたいとの思いから、待合室でも他の方との接触が極力ないようにしております。人の耳が気になるようなお悩みも安心してご相談ください。
- 保険の取り扱いはありますか?
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鍼灸の保険の適応範囲はとても厳しく、「神経痛・リウマチ・五十肩・頚腕症候群・腰痛症」の慢性的な状態であることが条件として定められており、病院からの「同意書」が必要であるため、当院では基本的に取り扱っておりません。
- 交通事故の傷害や後遺症は保険適用になりますか?
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はい。可能です。お気軽にご相談ください。
- 治療院で鍼灸の免許の掲示を求めてもいいですか?
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はい。お気軽にお声かけください。はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師の3つの国家資格を有しておりますので、安心して受けていただけます。
- 〇〇に効くツボを教えて欲しいです
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「○○に効くツボ」と言うのは残念ながら存在しません。全身のバランスが大切なため同じツボを使っても症状を軽減したり悪化させたりすることができる諸刃の剣です。ツボを押さえるよりもよく寝て、呼吸を整え、食事を整えることが大切です。
- 副作用はありますか?
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初回の鍼の後は特に眠気や疲れが出ることがあります。それは溜め込みすぎた疲れを解消するために必要で、体が休んで欲しいというシグナルとして、疲れや眠気として現れます。他にも下痢や嘔吐、炎症症状であれば一時的に抑えていた炎症や痛みが表面化して悪化したようにも感じることがありますが、これらは副作用ではなく、治る過程として必要な過程です。
- 漢方に興味がありますが、教えて頂くことはできますか?
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漢方薬局に勤めていた経験もありますし、登録販売者の資格も持っていますので、気になることはお気軽にお声がけください。
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